樹脂系サイディングとは、外装材の種類のひとつです。
メリットとして、まずは軽量で耐候性に優れるのが特徴と言う点が挙げられます。
塩ビ樹脂が主材料となっているため軽量であり、その主材料ゆえに錆や腐食の心配がないと言うのもメリットです。
水分を吸収しないのでカビが発生するリスクもほとんどないと言うのも嬉しい点です。
凍結の心配も、勿論、不要です。
それから樹脂系サイディングは、リフォームに適していると言うのも大きなメリットです。
外壁のリフォームと言うと、今の壁材に外壁塗装を施すのが一般的とされています。
しかしこれでは、再び時間が経過した際にはまた劣化が発生するため、再び塗装が必要となってしまいます。
ですが樹脂系サイディングを外壁の上から張ると言うリフォーム方法を選択すると、経年劣化にも耐久性が期待できますし、塗装を布直す必要もなくなります。
壁の重量増加がないと言うのも、リフォームに適している点です。
ただし耐火性には劣ると言う点はデメリットです。
これに関しては、樹脂系サイディングを採用した外壁構造は、準防火地域及び22条地域における使用については、各メーカーが個別に認定するという制度がとられています。