防水工事には様々な種類があります。

今回は、防水工事の一つ、ウレタン防水について紹介します。

ウレタン防水とは、ポリイソシアネートを主成分とする主剤と、ポリオールを主成分とする硬化剤を撹拌して塗り、塗膜を作る方法です。
下地の形に関わらず馴染みやすく、水密性が高い皮膜をつくることができるのが特徴になります。

ウレタン防水は、ビニールなどの防水材を敷いて行うのではなく、下地に塗料を塗ることによって行われます。そのため、施工場所の形状が複雑でも防水工事を行うことができるのです。また、塗料による塗装を行うだけなので、短期間で工事が終わり、さらに安価でもあります。
さらにキツい臭いも発生することがなく、熱も発生することはありません。そのため、周辺の環境にも優しい工法だと言えるでしょう。

では、ウレタン防水の端緒はどこなのでしょうか。
それは、経年による劣化の亀裂に弱いことです。
ウレタン防水は、手軽さと安さで広く使われています。
しかし、劣化しやすいという一面も持っているため、こまめなメンテナンスが必要になるのです。

ウレタン防水は、防水工事として取り組みやすい工事です。
ぜひ、防水工事を検討してみてください。