戸建てにおいて屋根の塗り替えは必須ですが、塗り替え時期を判断する手段として経過年数だけに頼ることは危険です。

屋根塗装の耐久力は気温や天候をはじめとするその土地の環境に大きく左右されるため、実際に状態を見て塗り替え時期を判断しなければなりません。

 

まずは塗装のツヤです。

塗り替えたばかりの屋根は日光を受けて光るほど塗装にツヤがあり、遠目から見ても塗ったばかりだということが分かります。

屋根の外観を見て、全体的にツヤがなくなっていたら塗り替え時期が近づいています。

 

色の変化もチェック項目です。

屋根の塗装は経年によって色が変化することは避けられませんが、部分的にではなく全体が塗り替えた当初と比べて色あせていたら劣化が進んでいると判断できます。

 

分かりやすいのが塗装の剥がれです。

一部分の塗装だけが剥がれている場合は風で飛ばされてきたものが接触したと想像できますが、複数箇所の塗装が剥がれていると劣化が進んでいます。

塗り替えをしなければ塗装だけでなく屋根そのものも傷んでしまうため、早急に塗り替え工事を手配するべきです。