防水工事といっても一般的にいくつか種類がありますが、その中でシート防水の場合場所から言うと屋上の工事に向いています。
シート防水はゴム・塩ビなどですが、寿命が12年から15年と結構もちがいいのでおすすめです。
メンテナンスをするなら5年から7年ごとがいいでしょう。

ゴムシートは接着工法で行いますが、わりと施工が簡単で工期が短く済みます。
伸びがあるので下地の追従性が良いというメリットがあります。
ただし、防水層の厚さが薄いので損傷を受けやすくなっています。

一方の塩ビシートは接着工法の他に機械的固定工法があります。
これは気候に左右されないので工期の短縮が可能です。
既存防水に被せて出来る点がメリットでコストの削減にもなります。
注意したい点は施工の際に振動と騒音が発生することです。
あとは複雑な形状の施工は難しいです。
価格は平方メートルあたり5000円から7000円といったところです。

技術的な理由から現在は塩ビシートが主流になっています。
総合的なコストパフォーマンスから言えば、とてもメリットが多い工法です。