住宅の外壁に施されている塗装は、建物の外観を美しく見せるために欠かすことの出来ないものです。
しかし、こうした美観だけでなく、塗装を施すことによって外壁を紫外線や風雨から保護する機能も得ることができるため、建物を長持ちさせる上でも非常に重要な物となります。

外壁塗装に使用される塗料は、1液型と2液型の2種類のものが使用されています。
2液型の物は、耐久性が高く、塗装が長持ちするというのが大きなメリットですが、使用するのに2液を撹拌しなければならないというデメリットもあります。

1液型の塗料は、耐久性において2液型に比べると劣りますが、取材を希釈して使用できるので、作業性が良いというメリットがあります。

また、2液型の塗料は撹拌したぶんをその日の内に使いきらないと硬化が始まってしまいますが、1液型は2液型と違い使わない分を翌日に持ち越すことができるので、塗料のロスが少ないというメリットがあります。

また、2液型の塗料に比べて安価なので、塗装にかかる費用を抑えたいという時に便利です。

近年は1液型のものでも性質が向上しているので、安価だからといって2液型よりも圧倒的に劣っているということはありません。