前回まで2回にわたって防水工事の種類について紹介しました。
今回は第3弾のフッ素塗装です。

フッ素塗装は、耐久性が非常に高いのが特徴です。また、衝撃に対しても強くなっています。
そのため、何度も塗り替えをするのが面倒な方や長期間塗り替えたくない商業用ビルなどにうってつけの塗料です。

では、このフッ素塗料の長所は何なのでしょうか。
それは、長期間塗り替えが必要なくなる点です。
どうしても屋根材や外壁材は、雨風にさらされ、直射日光が降り注ぎ過酷な環境にあります。
そのため、大体10年を目安にメンテナンスが必要になってきます。
しかし、フッ素塗料は耐用年数が15~20年ととても長くなっているのです。

一方の短所は何なのでしょうか。
それは、シリコン塗料と同様に、塗料に含まれるフッ素の量に規定がないことです。
そのため、フッ素塗装を行う前には塗料に含まれているフッ素の量を確認しておく必要があります。
また、それ以外に同じ塗料で塗装した家の状態を見ることも重要です。
5年ほど前に塗装を行った箇所を見てチョーキングなどが起こっていないか確認しておきましょう。
実際に目でみることによって、完成後のイメージを掴むこともできます。

家の防水に不安があるのであれば、フッ素塗装にしてみてはいかがでしょうか。