外壁工事は屋外で行う作業の為、どうしても天候に左右されてしまいます。

そういった意味で作業を行う日数はある程度予測可能です。
しかしその期間に雨が降る日があれば、その日は作業を休まなければなりません。
そうなると、トータルで作業にかかる日数をはっきり予測することは難しくなってしまいます。

こうした影響で工期が伸びた場合、お客様とトラブルになることもあります。
というのも工期が伸びて契約書に記載されている日に工事が完了せず契約と違うとなった場合でも、ほとんどの契約書には約款の中に
「天候の影響などにより、工期が延びた場合は記載された日に完了しなくても工事業者が責任を負うことはない」
といった記載があるためです。
もちろん約款はきちんと説明する義務があるので、契約時にこういった説明がなされるべきではあります。

また、仕上がりがイメージと違うといったトラブルもよく発生します。

2015-09-26 16.18.38
外部に施工するものゆえ、太陽のあたり具合などの天候によっても、色の見え方が異なります。
カタログや屋内の照明の下で色を見た場合と、実際に施工した色の見え方が変わることがあるのです。
そうならないためにも、可能であれば実際に施工された家などを見て色や仕様を決めるようにしましょう。