トタン屋根には塗料が塗られていますが、屋根の塗料は一定の年月が経過すると劣化します。
そのままにしておくと鉄板に錆ができ、穴が開いてしまいます。
そうなる前に塗装替えをする必要があり、適切な工程で工事を行うことが大切です。

トタン屋根はサビがつきやすいので、まずはケレンでサビや汚れを落とす作業を行います。

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塗装で大切な工程は、下地を整えることです。
下地が破損している場合は先に下地の補修を行います。

サビをそのままにして塗料を塗ると塗料が浮いてきて長持ちしません。
下地を整えることは、とても重要な工程なのです。

鉄板はさびやすいため、サビ止め処理を行います。

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サビ止め塗料を塗ることでサビの発生を長期間抑えることができ、その上に仕上げ用の塗料を塗ると長持ちします。

トタン屋根は熱くなりやすいので、耐熱のための処置が必要です。
鉄板の裏側に耐熱シートが張られているものもありますが、通常は天井裏に断熱材を敷設することで対応します。

小屋裏は湿気がたまったり暑くなりやすいので、換気孔を設けることが必要になります。

屋根の塗料の進歩は著しく、エポキシ樹脂系やフッ素樹脂系の塗料は長持ちしますよ。