家に湿気が入り込んだり雨漏りを起こすと、建築資材を傷めて、家の強度や耐震性を弱めてしまう可能性があります。
それらを改善する方法として、ウレタン防水という方法があります。
ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗り付ける防水方法をいいます。
（カチオン塗り）
（プライマー塗り）
（主剤によるメッシュ挟み込み）
（主剤コテ塗り）
（トップコート塗り）
（完成）
塗布した材料が化学反応して固まって、ゴム状で弾性のある、一体性のある防水膜を作ります。
ウレタン樹脂は液体状という不定形材料のため、複雑な形状をした場所でも継ぎ目のない完全な防水膜を作ることができます。
ウレタン防水は、国内の施工される防水工法の４６％を占めており、最も主流な防水工事の工法になっています。
ウレタン防水は、緩衝シートやFRPなどのほかの防水材料とも組み合わせることができます。
性能面や意匠面でもさまざまなバリエーションを発揮することができるので、豊富な用途で採用されています。
ウレタン防水は施工場所を問いませんし、熱も発生しないので、周辺環境にも優しい方法です。
工期も短くて済みますのでそう言った意味でも魅力です。
