外壁塗装や屋根塗装を行うときは、足場を組み立てるのが一般的です。
足場があることで作業員が安全を確保しながら作業できるので、高い部分も丁寧な作業ができることになります。
足場には複数の種類がありますが、広く用いられている方法の１つが単管ブラケット足場です。
単管ブラケット足場は、単管パイプにブラケットという金物を付けるという方法で、パイプとパイプの間にブラケットをボルトで締めて作業するためしっかり組むことができるのです。
そのため、強風など外的な要因にも耐える強度があり、さらにパイプの間には足を乗せるための板があるので作業中の職人がバランスを取りやすいという特徴があります。
また、ブラケットを固定する位置は調整することができ、高さや板を通す幅を調整できるのです。
ボルトでしっかり固定するため、１つずつ締める作業を行います。そのため、組み立てるときに時間が少しかかってしまいますが、強度と安定性、安全性の面では１番の足場です。
高い建物や傾斜があるなど複雑な形の家にも対応することができる柔軟性がある足場だといえるでしょう。