光触媒塗料は最新の技術によって作られた、素晴らしい塗料です。

しかしそんな光触媒塗料にも少なからず欠点は存在することを知っていますか?
まず第一に、施工業者や塗料の選定が難しいことが挙げられます。

光触媒塗料はまだまだ歴史の浅い塗料であり、必然的に実証データも少なくなります。

そのため本当に信頼性のある塗料を見極めるのが困難なのです。

また、職人の技術や建物の形によって効果が異なる場合もあり、きちんと光触媒塗料を扱える業者を選ぶ必要があります。

次に、自浄作用などの効果が持続しているのか分かりにくいというデメリットが挙げられます。

光触媒塗料の性能は光や雨の当たり方などの環境によって大きく左右されるので、塗料自体の効果がなくなっているのか、環境に左右されているだけなのかの判断がつきづらいのです。

最後に、光触媒塗料は剥離事故を起こしやすいという欠点があります。

再塗装を行う際に、特殊な下塗り塗装が必要になる場合があり、これがきちんと行われていないと塗装が剥離してしまうのです。

以上のように、光触媒塗料には気を付けなければならない点も多くありますので、気を付けましょう。