最近では住宅の外壁に、モルタルよりサイディングボードを選ばれる方が多いようです。
サイディングボードとは、板状の外壁材を壁に貼り付けて外壁を作っていくものです。
サイディングボードには、色々な種類があり、レンガ調、木目調、タイル調などが挙げられます。
セメントに砂と水を混ぜて塗ったモルタル外壁より、洋風の見た目にできる上、耐火性に優れ、モルタルのようにひび割れが起こりにくいです。
さらに、職人の技量を問わないので施工がしやすいのも特徴の1つです。
一方で、サイディングボードにはデザインが決まっているため、自分だけのオリジナリティーは出しにくいです。
また、万が一1枚だけ張りなおしたいとなった時に今のサイディングボードがもう取り扱われていないといったこともありますので、注意が必要です。
また、サイディングボードにはシーリングといって継ぎ目部分に埋めて防水性を高めるゴム状のものがあり、何年か経つと劣化して剥がれ落ちたり割れたりしますので、それを修復する必要があります。
どの外壁にもメンテナンスは不可欠ですが、外壁のメリット、デメリットを踏まえた上で、自分の気に入ったデザインを選びましょう。
