外壁用の塗料は様々な種類があり、特徴も様々です。

自分のニーズに合った物を選びましょう。

アクリル系の塗料は透明かつ強度が高く軽いので色をくっきりと見せる効果があります。
メリットは安価で重ね塗りができる反面、耐久年数が5年から8年と短く汚れやすい欠点を持っています。
安く気軽に外壁塗装をしたい方や何回も色を変えたい方に向いています。

ウレタン系の塗料は光沢が美しく細かい部分の塗装や下地塗りに適した塗料です。
アクリル系の塗料より機能面で優れていますが、防汚性の低さや経年劣化による変色など欠点もあり完璧ではありません。

シリコン系の塗料は機能性や価格を考えると塗料の中で最もコストパフォーマンスに優れた塗料です。
アクリル塗料、ウレタン塗料より機能面、耐久面も優れますが、ひび割れしやすくシリコンの特性であるはじく性質が重ね塗りをする際に密着性が悪い点があります。

フッ素系の塗料は塗膜の耐用年数があらゆる塗料の中で最も長く、美観を長期間保つので色を変えたくない方に向いています。
汚れがついても水や雨ですぐに流れ落ちます。

デメリットは価格が高く、塗膜が硬く、外壁のヒビとともに塗膜にもヒビが入ってしまいます。