外壁素材の一つにサイディングがあります。
サイディングは工場生産のため、品質が均一であり、施工性が高いことが特徴です。
サイディングは金属系と窯業系、樹脂系、木質系の4種類あります。

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金属系のサイディングは、軽量で建物に負荷がかからず、ひび割れや紫外線に強い特徴があります。
内側に断熱材が入っているため、寒冷地などにおすすめの外装剤です。
既存の壁の上から重ね貼りができるのでリフォームにも適しています。
窯業系はセメントを主原料としているので、硬質で密度が高いため、耐震性や遮音性、防火性に優れているという特徴があります。
デザインやカラーが豊富で、サイディングといえば窯業系か金属系のものが使われることが多いです。
樹脂系は塩化ビニル樹脂を素材としているので、塩害に強い特徴があります。
海が近い地域や雨の多い湿度の高い地域におすすめです。
樹脂系の軽量で建物への負担が少ない特徴を持っています。
木質軽は天然木に塗装をしたものなので、木が本来持っている木目の美しさを楽しめて環境に優しい特徴を持っています。
それぞれ素材が異なるので、施工状態、塗装や塗膜材の種類によって適切なメンテナンスが必要になります。