下地処理は非常に重要です。
何故なら、カビが生えたままその上に色を塗ってしまうと、
一目見たらカビ等が無くなった様に見えますが、実は侵食していっていると言う場合も多いのです。
そうならないためにも下地処理が非常に大切な工程になります。
具体的な内容は
高圧にした水で洗浄して表面のカビや汚れを除去することからはじまり、
(高圧洗浄中)
その際に見つけたクラックと呼ばれるひび割れなどを見つけてそのひびに対して修繕したり、
他の剥離等に対しても補填しておいたりすることなどで、1日程度かかります。
(クラック補修)
その後下地を塗っていくのですが、基本3回塗ることが求められています。
何故なら、一回目は壁と塗装を一緒にするために行っており、
下地の色になるので明るい白などを利用します。
(下塗り)
二回目の塗りから、使用する色を使い、色を塗っていきます。
(2回目中塗り)
この場合は、次に塗る色の発色を良くさせるために用いられています。
三回目の塗りは仕上げの塗りで、下地材を保護し、色をつけ美観的にも美しく完成させることができます。
(3回目上塗り)
これらの下処理を行わなければ、カビや水が入りやすくなってしまい、雨漏りやコンクリートの劣化等を起こす場合もあるので、
外壁だけでなく、下処理にも力を入れている塗装会社にお願いしましょう。